阿部邦子のがれきに咲いた花
(2012年10月7日追記)
ちょうど1年前の2011年10月9日から連載が始まった「阿部邦子のがれきに咲いた花」。今週の50回をもって、好評のうちに連載が終了しました。思い出したくないことを思い出し、身を削りながらの1年間だったと思います。邦子さん、お疲れ様でした。そして、私たちに多くのことを伝えてくださってありがとうございました。出版や次の連載を楽しみにしています。
(2012年9月10日追記)
半年の連載予定がほぼ1年近くなりました。連載の内容はなんとなく最終章の雰囲気が漂ってきています。好評の連載もそろそろ終わるかもしれません。しかし、もしそうなったとしてもそれは終わりではなく、「がれきに咲いた花」が一冊の本として、世に出る準備だと確信しています。そして、そうなった時には愛知で「阿部邦子のがれき咲いた花」出版記念講演会をする心づもりでいます。
この連載は私たちが被災したときにどんな気持ちになるのだろうか、どんな行動をとるのだろうか、というようなことの一つを具体的に教えてくれています。もちろん一人ひとり違うこともあるでしょうが、一つの具体例としてはとても示唆に富むものです。
仮設住宅での生活はまだまだ続きます。そして復興住宅での生活も続きます。ですから、きっと次の新しい連載がいずれ始まるのだと思っています。「がれきに咲いた花」が、「仮設に咲いた花」、「海の見える丘に咲いた花」…というようになることを期待しています。
(2012年7月1日追記)
9週にわたって掲載された愛知ボラセンの記事は先週で終わりました。今週からは仮設住宅編。仮設住宅での生活のたいへんさがよく分かる内容です。
(2012年4月29日追記)
愛知ボラセン関係の皆さん、お待たせしました。いよいよ今週から愛知ボラセンが紹介されます。まずは十八成での活動のきっかけとなった「焼きそば」事件から。そして、その後は…、皆さんお楽しみに!
(2012年4月2日追記)
石巻市の地元紙「石巻かほく」で好評連載中の「阿部邦子のがれき咲いた花」。昨年10月から始まり、すでに半年。
被災者の思いを見事に言い表しているという被災者の共感の声が多数寄せられています。
私たち応援者は「そうなんだ」とか、「そう感じるんだ」と、毎週が発見の連続です。とても貴重な連載だと思います。
愛知ボラセンの関係者の皆さんは、いつになったら愛知ボラセンが紹介されるのだろうと思われていることと思います。それは邦子さんのみぞ知るところ、と楽しみにしてください。
(2011年10月10日記)
十八成浜に着いて「ただいま!」、「おかえりなさい」と、挨拶を交わす十八成浜の皆さんと愛知ボラセン。その中心にはいつも邦ちゃんが笑顔でいます。
「ここに来ただけで、ボランティアの90%は終わってるからね」と、邦ちゃんから言われ、初めてボランティアに参加して不安だらけの人はどれだけ安心し、勇気づけられたことでしょう。
台風15号でも甚大の被害に遇った十八成浜。「牡鹿は何か所も山崩れがあって、陸の孤島となり、津波で被害のなかった家が、床上浸水となった。私は海に向 かって苦笑した。『勝手にしやがれ』神が、どんな意図か 私たちを試そうとしているなら 何度だって受けて立ってやる。どこか突き抜けた思い。決して投 げやりという意味ではない。そう思えるのは。心の中に。『だって私(たち)には、愛知ボラセンがついていてくれる』との気持ちがあるからかも??」という 邦ちゃんの言葉に、愛知ボラセンの被災者応援の活動の意味を改めて確認することができました。
邦ちゃんと三陸河北新報社の承諾のもと、十八成避難所日記「阿部邦子のがれきに咲いた花」、そして「がれきに咲いた花」の序論ともいうべき「あ。私、笑えるんだ」をHPで紹介します。
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