第5回「でらえぇ~友だちつぐっぺぇ2015笑顔プロジェクトin名古屋」活動報告書

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2015年3月に行われた、第5回「でらえぇ~友だちつぐっぺぇ2015笑顔プロジェクトin名古屋」の報告書が完成いたしました。

画像もしくは下記URLをクリックすると、読むことができます。容量が約3MBありますので、あらかじめご了承ください。

http://aichiborasen.org/wp/wp-content/uploads/2015/06/c94007916e782dc867abd0d629651b6a.pdf

(第5回でらええ活動報告書 名古屋の参加学生より)

「ここから始まる一生続く関係」

東日本大震災発生から4年。
今年も3月11日は追悼式に参加し、亡くなられた方と同じ数のキャンドルの灯りを眺めながら様々なことを考えました。

ゆらゆらと揺れるキャンドルの灯りはとても綺麗で、ぼーっと眺めていたら、

それが追悼の意を示したものだということは忘れてしまうほどでした。

しかしその綺麗さは、その数によって生まれるものであり、その数は亡くなられた方と同じ数。

そう思うと、1つ1つの灯りには魂が宿っていて、その中には私の大切な友だちのお父さんお母さんもいるようでした。

私の大切な友だちから大切な人を奪っていった震災が憎くて、

ふとした瞬間にやりきれなさを感じるときがあります。

そんな中でも「私に出来ることはなんだろうか」と、

ひたすらに考え、
ときには悩み、
うろたえながら

“でらえぇ~”に参加して、気づけば今回で5回目を迎えました。

今回、私は実行委員長として活動に関わり、

いつもとは違う視点から活動を見つめることで、とても大きな変化を感じました。

毎回準備期間中は、不安で押しつぶされそうな日々を過ごすけれど、
当日東北の学生たちに会った瞬間に不安が飛ぶのがこれまでのでらえぇ~でした。

しかし今回は、東北の学生を迎えた瞬間に感じたのは安堵ではなく

「この子達のために、絶対にいいでらえぇ~にする」

という決意のようなものでした。

そのせいか、当日は楽しい時間でもずっと緊張していたように感じます。

「どんなに不安でも、みんなの前では笑っていなければ」ずっとそんな感情を抱えていました。

そんなときに私を助けてくれたのは、東北の学生でした。

率先して企画を盛り上げ、準備や片付けを主体的に行う姿を見て

「東北の学生も一緒に作っているんだ」と感じ、
やっと私の緊張が解けた瞬間でした。

でらえぇ~の活動の中には「語る会」というとても大切にしている時間があります。

この時間に私たちは初めて「被災者」としての東北の学生の姿を目の当たりにしますが、
私はこの瞬間の最も「友だち」としての感情が生まれます。

「辛い想いを吐き出してほしい」「支えたい」と思うのは、ボランティアと被災者ではなく、
大切な友だちだからだと思います。

今回も多くの東北の学生が大切な想いを伝えてくれました。
自分の想っていることを大勢の人がいる場所で伝えることは、簡単なことではありません。

勇気を出して話してくれたみんなの想いを決して無駄にしないために、他人事とは思わず、自分の中に落
とし込み考え続けたいと思います。

そして
「でらえぇ~に来てよかった」
「でらえぇ~が自分の居場所だ」
と言ってくれる東北の学生たちのために、これからもこの場所を守り続けたいと思います。

今までの私は、でらえぇ~がみんなの居場所であってほしい、
日常の中で辛いことや寂しい想いをすることがあっても、
でらえぇ~の間は我慢しないで吐き出してほしいと願っていました。

でも、それでは365日の中のほんの数日間だけしか心が落ち着く日がないということでもあり、
それはとても残酷なことだと気づきました。

今は、でらえぇ~で共に笑い、泣き、想いを打ち明け、自分と向き合って時間をきっかけに、

それぞれがそれぞれのペースで、少しずつ歩き出してほしいと思っています。

しかし、いつもどんなときでも前向きでいてほしいというわけでもありません。

生きていれば、誰でも辛いことや塞ぎ込みたくなるときはたくさんあります。それは私たちも同じことです。

だからこそ、そんなときにはいつだって、
短くとも濃い時間を共に過ごした「でらえぇ~友だち」がいることを思い出してほしいと思います。

でらえぇ~で過ごすたった年に2回の数日間だけが大切なものなのではなく、でらえぇ~で過ごした時間から生まれた私たちの一生続く関係
が、みんなにとって大切なものであり続けることを願います。

東北のみんな。
名古屋に来てくれて、全力で楽しんでくれて、私と友だちになってくれてありがとう。

みんなと過ごした時間、みんなの言葉を私は決して忘れません。
みんなと出会ったきっかけが、みんなの大切な人奪った震災だということは、とても悔しくて、や
りきれない思いでいっぱいだけど、やっぱりみんなと出会えてよかったという想いは変え
られません。

住んでいる場所は遠く離れているけれど、私はいつもみんなのことを想っています。

何かあったらいつでも連絡してね。また会えるのをずっと楽しみにしているよ。

またたくさんいろんな話をしよう。
楽しいことしよう。
次は私が東北に会いに行くからね。

名古屋のみんな。
こんな頼りない実行委員長についてきてくれて、いつも支えてくれてありがとう。

たくさん悩んで時にはぶつかり合って、辛くて苦しいときもたくさんあったけど、
そんな時間を過ごすことで東北のみんなが笑顔になれるでらえぇ~が作られたね。

みんなと活動できて本当によかったです。
これからも、新たな素敵な出会いと笑顔を作るために、たくさん奮闘していこうね。

大人スタッフの皆様、
愛知ボランティアセンタースタッフの皆様、
ボランティアの皆様
場所を貸してくださった東別院の皆様。

いつも温かく、時には厳しく学生たちの活動を応援してくださったこと、心から感謝しています。

皆様のご協力のおかげで、今回も東北のみんなにとって素晴らしいでらえぇ~となりました。

このように皆様に活動の成功をお伝えできることを嬉しく思います。
本当にありがとうございました。

 

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